アーバンデータチャレンジ(UDC)2016 高岡会場

アプリのアイデア大会 公共交通編 実施レポート

1.日時・参加者

日時:2016年9月10日(土) 9:45~17:30

場所:ウィング・ウィング高岡6Fキッチンサロン

参加者:約40名


 

2.アイデア一覧

◇高岡・新高岡 一体化計画

・ソフト面とハード面で実質1駅であることをアピール
・駅間の移動には電車、路線バス、(馬車、人力車 笑)など、複数の手段がある事をアピールし、二駅が一体であるというイメージをつくる。
・移動料金は100円にする(できれば無料)
・駅でアプリを利用し時刻案内をする。城端線、バスの時刻をまとめて表示。お互いの駅の発着を案内する
・らくらく交通ナビをペッパー対応し時刻案内する

  

◇のんべえアプリ

・いつまで飲んでいていいか教えてくれるアプリ
・タイムリミット案内、xx時xx分まで店をでなさーい
・乗り換え経路案内、乗り過ごし防止機能

     

◇のりかえヘルパー

・住民が地域内でヘルパータクシーをする
・ヘルパータクシーは地域外へ行かない
・地域内は4ブロックに分かれ、ブロック内の移動なら300円、隣接ブロックへの移動は600円とする
・地域外への移動は、基幹バスに乗り換える
・ヘルパータクシーの受付業務は、タクシー事業者が行う

  

◇AR de バス路線見える化

・スマートフォンを道路にかざして、バス路線をAR表示
・どこに行くバスが走っているのか、方向を分かりやすくする
・バス停の位置もばっちりわかる
・知らない場所でもバスが通ってくれるところが一目瞭然
・バス停へ行くと、枝線ガールズのキャラをゲット。としなが君もゲット

◇はじめの一乗り

・公共交通を使う機会がないので、目的別アプリを作り、使ってもらう。
・実際に使ってみると楽しいと思うようにする
・コンテンツとしては、健康、探検ツアー、観光、ローカルアイドル、バスロケ、出会い系、和食の献立など
・子供の事からバスに乗る習慣をつける


  

◆講評◆

・西沢先生から「このアイデアはアプリにしにくいのでは?」という指摘があったりしました。

・また主要駅が「高岡・新高岡」に分離している課題については、
 「成田空港の第1ターミナル・第2ターミナルの分離」がよく似た事例なのでは
 あそこはリムジンバスが常時走っていて無料だよ
 というお話しもありました。

・「バスの乗り方が分からない」など、思ってもない課題が明確になりました


3.実施内容

◆第1部◆ 9:45~
セミナー  はじめに
はじめに
Code for Takaokaの紹介

 特別講演
「地理空間情報を地域公共交通の活性化に活かす方法」

東京大学空間情報科学研究センター 特任教授 西沢明先生

地理空間情報について、航空写真や地理院タイル、国土調査成果などの絵とともに説明。 従来は主に「位置」の情報が重要であったが、近年は特に移動体のデータを扱うようになったとの事です
 高岡市出前講座
 「高岡市の公共交通」北陸新幹線の開業と課題  

 高岡市の公共交通の現状を数値とともに説明して頂きました。  

       
         
◆第2部◆ 11:30~17:30
公共交通
アイデアソン
アイデアソン①

自己紹介

 用紙1枚に、①名前、②どこから来たのか、③好きな乗り物、④今日のお話で印象にのこった事を記入
  2人ペアになり、用紙を見せながらお互いに5分づつ自己紹介しました。

グループ分け

参加者を3タイプに分けました。
タイプ1)ITに詳しい人
タイプ2)公共交通に詳しい人
タイプ3)その他一般の人
各タイプごとに、人に1から5の番号のを割りふり、同じ番号の人どうしで5グループをつくる。
これで各タイプ混在したグループが出来上がりました
   

 ランチタイム(各自)
 お互いを良く知る為に、チームで食べに行かれた方々もいるようです。

 
アーバンデータチャレンジ紹介
 「アーバンデータチャレンジ2016」 富山ブロックのお知らせ
 キャラクター紹介
 公共交通に関するコードフォー高岡の取り組み
       
         
 アイデアソン② 

アイデア出し

この時間の目標は、より多くのアイディアを数多く出すことです
チーム内でファシリテーター役と書く人を決めました。

ブレーンストーミングのルールは
・アイデアの質より量 数多くだしましょう
・批判禁止
・便乗歓迎
・他人の話は最後まで聞く
です。
アイデアが出たら、似通ったアイデアを集めてグルーピングしました

中間発表

チームで出たアイデアを皆の前で発表しました。
         
         

 ティータイム
お茶とお菓子で頭をリラックス。
Code for Takaokaオリジナルのお菓子箱を作ってきた Tさんの女子力の高さに皆びっくり!!


 
 アイデアソン③

アイデア出し・まとめ

 グルーピングしたもののうち、チーム内で一番興味があるものを選び  チーム内での代表と決めました。
 模造紙1枚にまとめるのは、ちょっと大変
   

  
 発表・講評

発表・講評

 チーム内で考えたアプリアイデアをみんなの前で発表!
 色々なアイデアが出ました
 (上記 アイデア一覧参照)

集合写真

 最後は西沢先生を囲んで撮影
 みなさんお疲れさまでした(^^)
    

  

当日の発表資料

「地理空間情報を地域公共交通の活性化に活かす方法」西沢明先生